サイト制作は、サイトを構築する前の土台を作り上げることがとても大切です。
例えば、家を建てる際に、家の設計図を作成していただいた上で、マイホームを建てると思います。サイトも同様で、サイトを制作する上で設計図や枠組みが必要になります。サイトの設計図や枠組みは、ワイヤーフレームと言われており、サイトの土台作りが非常に大切です。
そこで今回は、ワイヤーフレーム(サイトの設計図・枠組み)の制作過程をご紹介させていただきます。
基本的に、手順に沿って洗い出し構成で作成していきますので、実際にサイト制作を依頼する際にぜひご参考してください。
「自分で色々と考えたけど、どのように制作した方がいいか、わからない」
「一緒に考えてサイト制作〜集客を手伝ってほしい」など
お悩みの方は、無料でご相談を受け付けていますので、ぜひご相談ください。
概要までおまとめていただければ、あとはこちらでサイトの方向性や構成、必要な内容などを用件をまとめしてご提案させていただきます。
1:課題を把握
概要から「お客様の解決すべき課題」を明確にします。 ヒアリングにて浮き彫りになっている課題を確認しますが、潜在的な課題が把握できるようこちらからの情報提供も大切にしています。
2:制作の目的を再確認
「制作する目的」を明確にし、共通認識に持つことで、お客様とのブレない制作を心がけます。
3:ヒアリング(お客様の商品・サービスを深堀り)
お客様の商品やサービスを深く知ることが、信頼構築のために必要不可欠であると考えております。 お客様の既存サイトや資料、他媒体での掲載情報、SNSなどをもとに予め情報収集を行い、現状の商品やサービスのある程度把握した上で、ヒアリングを行います。 特徴はもちろんのこと、エンドユーザーの悩み・購入理由・得られる未来、お客様の事業への想い/背景などもお伺いしていきます。
4:自社分析
ヒアリングをもとに強みを洗い出し、訴求とベネフィットを明確します。 王道ではありますが、下記の8つ訴求の訴求を軸にベネフィットを洗い出します。
- 限定訴求
- 価格訴求
- 希少訴求
- 逃避訴求
- 権威訴求
- 贅沢訴求
- 品質訴求
- トレンド訴求
5:競合他社の調査し、傾向を知る
競合他社を調べ、該当する商品・サービスの傾向、統計などから、差別化ポイントやサービスの打ち出し方を見つけます。
- 検索KW
- タイトル・ディスクリプション
- 他社サイトの構成
- デザイン傾向
などから類似業界の比較ポイントを探ります。
6:ターゲット/ペルソナについて
既存ユーザーを基に、ターゲットの悩み、解決できること、ベネフィットを洗い出します。 主観になることを避けるため、予め必要な情報をヒアリングの際に伺いますが、情報が得られにくい場合は、必要に応じてエンドユーザーへのアンケート実施いたします。
7:必要なコンテンツの洗い出し
悩みを解決するために必要な項目、伝えるべき内容を整理します。
- 商品やサービスを相談した背景
- 相談してきた時の悩み(具体的に質問されたことや不安になっていたことなど)
- 商品・サービスの選ばれる理由や特徴(サポートしてきた内容や提供してお客様より価値に感じていただいたことなど)
- お客様の声(サポートした後、どのように結果・改善されたのか。事業や個人の成果、気持ちの面など、)
- 価格や料金表
- よくある質問
- 問い合わせ導線(電話やメール、LINEなど)
8:ワイヤーフレーム制作(サイトの枠組み)
お客様がイメージできるワイヤーにするために、具体的なテキスト案を作成します。 「ダミーテキスト」といった内容で提案はいたしません。 テキスト案をもとにお客様の考えや方向性、ちょっとしたニュアンスなどをすり合わせし意見を引き出します。
以下の目的のために、ワイヤー+コンテンツの意図を記載します。
- 円滑な社内共有
- 説得力あるワイヤーで合意に繋げる
といった目的があります。
9:お客様へのワイヤーフレームのご説明
ワイヤーができたらお客様にご提案します。 一方的な提案にならないよう、ご意見を伺いながら一緒に作り上げるスタンスで、一つ一つ承認を得ることを大事にしています。